資金繰りの改善

新しい管理会計導入サービス

1.本サービスの内容

本サービスは、数値の管理だけを目的にする「伝統的な管理会計」とは異なり、ビジネスで管理するべき対象を数値のみならず、その数値の原因となる活動、その活動の成果を左右する生活者インサイト、さらには、それらを勘案して立案する戦略にまで広げ、ビジネスは成功する確度を高める「新しい管理会計」システムを社内に導入するものです。

伝統的な管理会計と新しい管理会計との違い

2.伝統的な管理会計と新しい管理会計との違い

銀伝統的な管理会計は、活動の結果としての数値を管理の対象として、その数値の結果次第では活動にフィードバックを加えるとしていますが、そもそもその活動が当該ビジネスにおいて正しいのかどうかの検討など全く加えられないままでした。

ビジネスの拡大を企図して選択した活動がそもそも正しいものでなかったとしたら、つまりは、活動を結果の因果関係が希薄だったとしたら、その活動を繰り返しても求めるような結果など永遠に出ないでしょう。

また、その活動を選択する時に、その活動が影響を与える生活者の気持ち(インサイト)を考えていないものだとしたら、その活動が求める結果に導いてくれる可能性は極めて低いものとならざるを得ません。

さらに、そういった活動は戦略の支配を受けていますが、その活動は戦略の観点から、つまりは資源配分の観点から最適なものになっているでしょうか。
できるだけ多くの活動を実施すれば、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで、求める結果を実現出来る可能性は高まりますが、膨大なコストがかかることとなって、コストが成果を帳消しにしてしまうことも大いにありうるわけです。

このような観点から、数値の管理だけに注力する伝統的な管理会計は、実務的にはほぼ役に立ちません。

伝統的な管理会計は活動と結果としての数値の間の因果関係を強く意識しないですし、マーケティングの中核概念である生活者インサイトを考慮することもしませんし、そもそも戦略とは何かなんて考えもしないからです。

このように「新しい管理会計」は、数値のみならず、活動と結果としての数値の因果関係、生活者インサイト、戦略を重視し、ビジネス全体を管理することでビジネスの成功確率を上げることを目的とするものです。

新しい管理会計の特徴

3.新しい管理会計の特徴

新しい管理会計は、管理の対象を「論理の世界の戦略、活動、数値」に限定することなく、「情緒の世界にある生活者の深層心理にある気持ち(インサイト)」をも検討対象として取り上げて管理(マネージ)するという点にあります。

生活者インサイトはマーケティングの中核概念であり、マーケティングを考える際にはどの思考フェーズでもついて回る重要な概念ですが、この生活者インサイトへの洞察抜きにしてビジネスでの成功などあり得ません。

学問の専門化の弊害なのでしょうが、会計学者はマーケティングなど勉強しませんから、会計とマーケティングを融合させるなどという発想自体がなかったのだろうと思います。

世の中に広く行われている管理会計は、予算実績差異分析と呼ばれているものですが、これは期初を迎えるにあたり、今年の月次予算を数値で計画し、実績数値が出た時点で月次予算と月次実績を比較し、大きな差異が出た費目については、なぜそのような差異が出たのかを経営者若しくは管理部門の責任者に検討させるものですが、単なる数値の比較を行って差異原因を深堀したところで、その差異や差異原因からはビジネスに役立つ何らかの示唆など出てくるわけがないのです。

税理士が主導する管理会計という名の予算実績差異分析に疑問を感じているか経営者の方、マーケティング思考を会社に根付かせたいが、最初はシンプルにそのエッセンスだけを導入してみたい経営者の方などには、新しい管理会計の導入をお薦めします。

戦略と結びついた数値は、ビジネスの拡大に大いに貢献してくれるのです。

他のサービスとの関係

4.他のサービスとの関係

新しい管理会計導入サービスは、他のサービスとは独立した別のサービスとなります。

事業再生プログラム終了後に、新しい管理会計導入サービスを検討・選択される方が多くいらっしゃいます。

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